So-net無料ブログ作成
検索選択

重症新生児仮死により予後不良と診断! [出産]

愛娘は重症新生児仮死!

娘のアプガースコアは、2~3点だと医師に宣告された・・・。



つまり娘は、
『重症新生児仮死である・・・。』



重症新生児仮死の場合、脳細胞が酸素不足による障害を受けて、意識障害やけいれん、尿が出なくなるなどの重篤な症状が表れる。



予後に脳性マヒなどの後遺症が残る場合もあり、現状としては極めて厳しい状況だった。



現実を受け止めきれていない私に、容赦なく医師は話を続ける。

『娘さんは、低酸素性虚血性脳症です。』 



私は低酸素性虚血性脳症という言葉を人生で初めて聞いたが、漢字を見ても分かる通り、あまり良くない状況だということをすぐに理解した・・・。





スポンサーリンク













低酸素性虚血性脳症とは?

脳に酸素がいかないことで、脳細胞が壊死し脳が萎縮してしまうこと。
また、脳だけではなく、心臓・肝臓・腎臓など全身の臓器にも障害を受ける。



医師は表情を一切変えることなく、この厳しい現実を私に説明したが、私はすぐに受入れることができなかった・・・。



話しの途中、娘に申し訳ない気持ちと医師に対しての怒りが込み上げてきた。
恐らく、表情にはイライラとした感じが出ていたと思う・・・。



頭の中では目の前にいる医師に当たっても仕方がないことは分かっていた。
責任追及をするなら、妻が管理入院していた病院なのだから。



だからという訳ではないが、どんなに感情的になっても言動には注意し、「最後まで諦めないで欲しい!」と医師に伝えた。



医師の話を一語一句逃さず、最後まで目をそらすことなく話を聞いた。
札幌の病院に来れなかった妻の分まで、私が医師の話を聞き、今後の選択に責任を持たなければならなかった。



今後の治療方法!

いくら厳しい状況だとしても、何かの治療方法はあると思っていたし、見込みがないのなら札幌の病院まで搬送されないはずだと私は思った。



だから私は医師に対して、
『何か治療方法はないですか?医学的根拠はなくてもいいですから!』



私は「ここで諦めるつもりはない!」と医師に伝えた。
医療知識がない分、気持ちでぶつかっていくことしかできなかった。



すると医師は、
『まだ医学的根拠はないですが、脳低体温療法があります。』



僅かだか、希望を持つことができた。
なぜなら、医師は根拠のないことを絶対に言わない。
もう、この医師に娘の未来を預けるしか選択肢は残されていなかった・・・。



脳低体温療法とは?

脳が障害を受けた際に、それ以上の進行を防止する目的があり、体温を低く保つ治療法を行うことで、人為的に低体温症を 引き起こすことができる。



例えば、「5才の子どもが冬の湖に落ちて、心臓と呼吸が停止してから30分以上経って救出されても、脳細胞に異常を起こさなかった事例がある。



火傷などと同じで、冷やすことで脳のダメージを最小限に抑えることができる。
もしもこの治療法が成功すれば、娘の生存率が上がるだけではなく、後遺症も残らない可能性があった。



特に新生児には、「無限の可能性を秘めている。」
もしかすると、「壊死した脳も改善する可能性がある。」と医師は語った!



しかし、この脳低体温療法も良いことばかりではない・・・。
生後6時間以内に行わなければ効果は薄く、体温を1~2度下げることから免疫力が低下し、風邪をひきやすい状態を招く恐れがあった。



その結果、感染症を引き起こすリスクがあると説明された。
脳には良い治療方法でも、体には悪い治療法なのだ・・・。



でも現代の医学では、娘を助けるには脳低体温療法しかないと私は考えていたし、娘が産まれてから5時間が経過しており、迷っている時間はなかった。



私はすぐ準備に取り掛かるようお願いし、治療の同意書にサインした。
医師から補足として、この治療法は72時間以上行っても意味がなく、体への負担も大きいことから「全てはこの72時間次第です!」と言われた・・・。



一通りの説明を受け、少し落ち着いた私に医師は言った。
『娘さんに、お会いしますか?』



私は小さくうなずき、NICUにいる娘に会いに行った。



続く・・・






スポンサーリンク













nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 2

やぐ

娘が昨日生まれました。アプガースコアは、1分後が1点、5分後が4点、10分後が9点でした。まだどうなるか分かりませんが、祈るような気持ちで経過観察中です。どうなるか分かりませんが祈り、信じる思いだけです。
by やぐ (2014-11-22 09:51) 

こうき

>やぐさん コメントありがとうございます。
子どもの生命力を信じましょう。私たち夫婦も娘の生命力を信じて5日間過ごしました。やぐさん、お身体大丈夫でしょうか?家族に甘えられる時は甘えてください。私も心から娘さんのご無事を願っております。何かございましたら、またコメントを残してください。ツイッターからダイレクトメッセージも送れるので、よろしくお願いします。
by こうき (2014-11-22 10:43) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。