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親として、子どもの死因を知るべきか? [別れ]

愛娘の死!

2011年10月31日、午後8時22分。



『娘は天使になった…。』



死因は、
『急性腎不全との診断だった。』



やはり、尿を排出できなかったことが、娘の死へと繋がった・・・。
脳低体温療法も、あまり効果が見られなかったようだ・・・。





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愛娘の入浴!

看護師 『娘さんをお風呂に入れて、きれいにしましょう!』



まさか、こんな形で娘をお風呂に入れるとは思わなかった。
私たち夫婦にとって、全てが初めての体験・・・。



私は入浴する娘と頭や身体をきれいに洗う妻を撮影した。
カメラ越しの妻は、生きている我が子と接するように笑顔で語りかけていた。



そんな妻の姿を見ていたら、自分が小さな人間のように感じた。
私はまだ娘の死を受け入れられず、笑顔で娘と向き合うことができなかった。



これが最初で最後の入浴かと思ったら、胸が苦しくなり、やり場のない悔しさや怒りが込み上げてくる・・・。



やがて、病院や医師への憎悪に変わっていった。



なぜなら、
『娘は健康体だったはずだから・・・。』



愛娘の死を病院側に追及するべきか?

頭の片隅では、娘を救えなかった病院と医師に対し、「何らかの対応をとる必要があるのではないか?」と考えていた。



娘を救えなかった病院とは、札幌の病院ではなく、妻が娘を出産した病院。
人の命を雑に扱われて許せるはずがない!



産科医不足で全てを把握するのは難しいのかも知れないが、こんな病院体制を認めた結果が娘の死へと繋がってしまった。



私の心には悪魔が宿りかけていた・・・。



しかし、私がそんなことを考えている間も、妻は娘の頭を洗いながら、

『ありがとう!お母さんのところに来てくれてありがとう!』



と娘の前では涙を見せないよう、出来るだけ笑顔でいようとしている。
憎しみに溢れかえる自分がちっぽけに感じた・・・。



『やっぱり、母親にはかなわない!』



愛娘の本当の死因!?

入浴が終わると医師に話があると呼ばれた。
死因は急性腎不全ではあるが、原因が分からないとのことだった・・・。



つまり、重度新生児仮死で産まれた理由である。
担当医(NICU)が考える原因は、以下二つ。
・娘の首にへその緒が絡まり、呼吸ができなくなった。

・お腹にいるときから、先天性の病気にかかっていた。



娘が産まれた直後の医師(地元産科医)の説明では、若干、首にへその緒が巻き付いてはいたものの、窒息するレベルではないと説明された。



NICUの担当医も地元産科医から、出産時の報告は受けているはずだ!
そんな経緯から「死因の原因は他にあるのではないか?」と考えていたようだ。



入院当初から担当医が主張する先天性の病気、
『ミトコンドリア病という難病・・・。』



それを調べるには、娘さんの解剖が必要だと医師は言った。
私は当初から、この担当医の話には「ピンッ」とくるものを感じない。
直観の話になるが、「嘘くさい」と感じてしまう自分がいた・・・。



私たちはこれ以上、娘の身体を傷つけたくなかったし、医師は医学の進歩を理由に「娘を利用するのではないか?」と思った。



『もうこの頃から、何も信用できなくなっていたのかも知れない。』



「あんなに苦しんだ娘をさらに苦しめるのか・・・。」と思うと、なかなか素直に受け入れることはできなかった。



でも、私も妻も娘の死因を知る必要があると考えていたし、近い将来、子どもを授かったときに同じことを繰り返さないためにも、避けられない道だった。



私たちのDNAに問題があったのか?
それとも、医師(地元産科医)の判断に問題があったのか?



それを調べる唯一の方法。
娘には申し訳ない気持ちでいっぱいだったが、解剖を受諾した・・・。



続く・・・






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コメント 2

彩永ママ

はじめてブログを拝見しました。
私も娘を生まれて16時間でお空に返しました。偶然、命日が同じ10月31日です。
去年の事なのでまだまだ悲しみがいえませんが、こちらのブログを読んで、少し癒されました。また読ませてくださいね。
by 彩永ママ (2014-01-26 18:16) 

こうき

>彩永様
コメントありがとうございます!同じ命日とは私も驚きました。
もし辛いことや悩んでいることがあれば、相談に乗りますので遠慮なく言ってください。子どもを失うことの価値観は、父と母では違うような気がしています。お互い頑張りましょうね!

by こうき (2014-04-18 03:17) 

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