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「元気?」って聞いてくる人のほとんどは、その答えを知っている! [メンタル]

元気?って聞かれたら・・・

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誰かに不幸があったり、落ち込んでいる姿を見た時など「元気?」と声を掛ける人がいます。私も以前は何も考えず、コミュニケーションを図る為に使っていました。しかし、愛娘を亡くしてから、私はほとんど使っていません。



その理由は、
『使うタイミングによって、時には凶器になる言葉だからです!』



例えば「元気?」と聞いた場合、ほとんどの人が「元気だよー」という返事を期待していませんか?そんな時に「実は・・・」と重い話をされたら、どれだけの人が真剣に向き合ってくれるのでしょうか?



全ての人が気の利いた言葉をかけられるわけではないし、世の中には暗い話が苦手という人もいますから、悪気がなくても微妙な空気になることがあります。



だったら、「最初から聞くな!」と思いますが、結局「元気?」って聞いてくる人は、会話の入口として使っているだけで、相手の気持ちを深く考えていない、または返ってくる答えが分かっているから聞けるのだと思います。



平穏な日常生活を送っている人には便利な言葉ですが、大切な人を亡くしたばかりの人には不適切な言葉ですね。





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自分の心にウソをつく日々・・・

愛娘を亡くして数ヶ月経ったある日、久々に会った友人に「元気そうだね!」と言われたことがあります。



その時は色々な感情を抑えながら、「うん・・・」と答えましたが、内心では「元気なはずないだろ!自分なりの答えを見つける為に必死にもがき苦しんでるだよ!」と感情をぶつけたい気持ちになりました。



だけど、そんなことをしたら八つ当たりをしていると思われるだろうし、「どうした?話聞くけど・・・」なんて中途半端なことを言われるのも嫌だったので、自分の心にウソをつき続けました。



『少し考えたら分かることではないですか?最愛の子どもを亡くして元気なはずないですよ。』



英国ヘンリー王子の心の闇・・・

先日見た報道番組で英国のヘンリー王子が、「12歳の時に母(ダイアナ妃)を亡くし、その後28歳になるまでずっと自分の感情を無視していた。」



「その後、兄のウィリアム王子などの助言もあり、精神分析医のカウンセリングを受けたが、心の重荷を下ろす過程でボロボロの状態が続き、30歳を過ぎてやっといい状態になった。」



さらにヘンリー王子は「自分たち兄弟は何でも話せる仲だけど、母親(ダイアナ妃)の話題はタブーだった。」



「周囲から元気と聞かれたら元気と答えた。元気と言えば、それ以上聞かれることはないからね・・・。」と赤裸々に当時の心境を語っていました。



私も母を亡くしてから、自分の感情をずっと無視していました。まだ幼かった私には現実を受け入れることが出来ず、兄たちの前でさえ自分を作っていました。



兄たちの前でも少しずつ感情を出せるようになったのは、私自身が結婚し、父親になることを知った時期くらいからです。しかし、愛娘の死後、再び私は自分の感情を押し殺し、本当の自分が見えないように仮面をかぶりました。



大切な人との死別は、遅かれ早かれ必ず訪れます。頭で理解をしようと思っても心は受け入れようとせず、「何もしたくない」「外に出たくない」「人と会いたくない」という状況に陥り、日常生活を送ることや本当の自分らしささえも見失ってしまいます。



悲しみの度合いに個人差はありますが、大切な人との死別は、その後の人生に大きく影響を及ぼすほど深刻な問題です。



愛娘の死後から考えるとだいぶ精神面では穏やかになりましたが、まだこの仮面を外せるほど心は解放できていません。でも、これまでの悲しみや苦しみを誰かにぶつけるのではなく、他人への優しさに変えれるような人間になりたいと思っています。



愛娘の旅立ちの日、我が子と交わした約束を守る為にもっと頑張らないといけないですね・・・。











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はじめまして。神奈川在住24歳OLです。

2011年の出産当時のブログから一通り読ませていただきました。
途中、涙が止まらなくなりました。
私の姉も昨年、流産しました。
どれだけ辛かったか、心に傷を負ったか分かりません。未だにそんな姉のことを思うと、胸が苦しくなることがあります。

こんなにこんなに、愛してくれているパパのこと、お子様は大好きで仕方ないと思います。少ししか同じ時間を過ごす事は出来なかったかもしれないけれど、天使パパさん、奥様のもとに命の炎を灯すことが出来、幸せだったと思います。
今も、これからも、ずっとずっと、そんなパパ、ママを見守ってくれていると思います。
天使パパ、そして奥様がまた、かけがえのない命と巡り合えることを心から願っています。
by はじめまして。神奈川在住24歳OLです。 (2017-05-20 10:03) 

こうき

>神奈川在住24歳OLさん、コメントありがとうございます!

お姉様も大変辛い時期を過ごされていると思います。

どんなに親しい間柄でも、心の距離感や違和感を感じたり、社会や家族からも孤立しているような感覚に陥ることがあります。

それだけ我が子を失うことは、心に大きな傷を残します。お姉様のことを支えてあげてください!

私も愛娘と数日しか過ごせませんでしたが、あの日のことは一生忘れません。

これからも愛娘を一番に考え、供養をし続けるつもりです。

生きていても、天使になっても、親としての責任ですからね。
by こうき (2017-05-20 16:10) 

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